プロジェクトは遅れるようにできている・・・

「予定通り進まないプロジェクトの進め方」(前田考歩、後藤洋平 著)という本を読んだ。

プロジェクトで陥りがちな失敗や、うまく進めるための方策について解説する内容。


特に印象的だったのは、プロジェクトが計画通りにいかないのは当たり前、というような話。

関連箇所を長々と抜粋。
プロジェクトとは何か。それは一言でいえば、「未知との戦いの連続です」。未知との戦いにおいては、事前に立てた計画と実際の間には、次々とギャップが生まれます。それによるゆがみ、ひずみが、いかに、プロジェクトに携わる者を苦しめるか。親しくプロジェクトというものを経験したことがある人にとっては、これは言わずもがなの真実です。

そもそも計画を立てる段階で、あらかじめ情報が充足していることはありません。そのため、要点については関係各所の確認をした上で、多少のバッファを持たせたり、「ここが実現したら、次のステップに進む」のように日時を指定しない形で組んだりします。しかしそこまで注意をしていても、想定外のトラブルに巻き込まれることも珍しくありません。このようにして、ほとんどの計画は、遅れていくものです。

世のあらゆるプロジェクトは人と人との協同作業によって営まれるものであり、プロジェクトにおける想定外事象や不測の事態とは、その多くが意思伝達の不具合によって生じているのです。

プロジェクトにおいて、あなたは部分的に既知であるものを見て、全体に影響を与える意思決定を行うことが必要です。中学や高校で習う一次関数や三角関数であれば、一つの変数が決まったら、厳密にもう一つの変数が確定します。そんな世界であれば、ただちに答えを出せますが、プロジェクトはそうではありません。無限にある多変数関数で、しかもその変数同士の相関関係、因果関係はよくわからないのです。「未知」を「既知」に変換していく、その過程で、前提条件は次々と変化していきます。当然、そのなかで当初考えていなかった遅延も発生します。しかし、「遅れ」が問題ではないのです。「いかに遅れているか」「どのように遅れているか」「それはクリティカルなのか」を考えることが大切です。

プロジェクトはうまくいかなくて当然、というような話であり、仕事上の計画が遅れてばかりの自分にとっては救われるような話・・・。


これらの話を参考にして、また、自分の体験も踏まえて、プロジェクトが計画通りにいかない理由(いかなくて当然な理由)を整理してみた。

1.ルーチンワークではなく未知の要素があるため想定外は必ず起こる
2.取り巻く環境は時々刻々と変化していくため当初の見込みからズレていくのは当たり前
3.関係者間の考えには必ず食い違いが生じる(100%わかり合えることはない)
4.そもそも人間には楽観的な計画を抱きがちな性質がある(だから笑って生きていける)
5.悲観的に見積もった計画は承認されないので楽観的な計画ばかりが実行される

このように改めて考えてみると、プロジェクトが計画通りにいかないのは当然だと思えるけど、逆に言えば、プロジェクトにはこのような罠が待ち構えていると考えられるので今後は注意していきたい。


ということで、「計画は遅れて当たり前じゃないか!!」と開き直りたくなるような話だったけど、開き直るのは自分の中だけにとどめて(精神衛生のためにも自分の中では開き直りたい)、遅れを生じさせる罠には気を付けてなるべく遅れないように努めていきたい・・・。
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2019-09-28 05:14 : 雑記 : 編集
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ちゃーも

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