人は妄想話を論理的に話す生き物・・・

「予定通り進まないプロジェクトの進め方」(前田考歩、後藤洋平 著)という本の感想、4回目。


「アブダクション」という聞きなれない言葉が出てきて気になった。

「演繹法」や「帰納法」と比較して次のように説明されていた。

「演繹法」
・前提として与えられた情報に、妥当な推論規則を適用して行うタイプの推論。
・観察した(与えられた)事実を説明するための論理を形成する。
・論証的

「帰納法」
・経験から固有の情報を捨象し、一般化、抽象化を行うタイプの推論
・観察、体験した事実に基づいて論理を形成する。
・検証的

「アブダクション」
・現象の観察から、その事実を説明づけるような仮説を導き出すタイプの推論
・観察、体験した意外な事実の妥当性を証明するための論理を形成する
・創発的、発見的

アブダクションとは、いわゆる仮説思考だと理解した。

さらに、アブダクションの有効性について書かれていた。
アブダクションはこのように、事実によって直接的に、その正しさを確かめることのできないような仮説を立案できる推論の方法です。この推論の方法はプロジェクトの進行中にも役立ちます。

特に、想定外や意外な事実に遭遇した時、それを捨ておかず、「ある仮説を立てると、この事実はうまく説明できる」として、妥当と思える仮説を立てることで、その事象を活かした、当初の想定を超える効果をもたらしたり、プロジェクトの膠着状態を打破するような施策を考えたりすることができます。

想定外や意外な事実に直面した時、アブダクション(仮説思考)することによって今まで見えてなかったものが見えるようになる(存在を認識できていなかった新たな説の存在に気付くようになる)、というような効果があるようだ(と理解した)。

仮説とは、極端に言うと思い付きの妄想だろうから、論理的に考えさえすれば良いというわけではなく思い付きの妄想も必要ということなんだろう。

論理と妄想は思考の両輪、という感じだろうか。


なお、改めて考えると、論理が特に必要となるのは相手を説得するような場面であり、普段は思いつくままの妄想にまかせているだけように思う。

つまり、普段は思いつくままに妄想しており、相手を説得する場面になって初めてその妄想話に論理付けを行う。そして、どうしても論理が成り立たない場合は妄想話に修正を加える(立場が強ければ論理的に破綻したままゴリ押しという手も・・・)。

そのように考えると、人は妄想話を論理的に話す生き物、と言えそうだ。



というような妄想話をもっと論理的に書きたかったんだけど・・・。



また、「人は」と勝手に一般化してしまったけど、もしかしたら自分だけかも・・・。
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2019-09-29 05:38 : 雑記 : 編集
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ちゃーも

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