永遠の真理よりも今を生き抜く真理・・・

「ホモ・デウス テクノロジーとサピエンスの未来」(ユヴァル・ノア・ハラリ 著、柴田裕之 訳)という本の感想、6回目。

社会体制に関する話が興味深かった。
自由主義が支配的なイデオロギーになったのは、たんにその哲学的な主張が最も妥当だったからではない。むしろ、人間全員に価値を認めることが、政治的にも経済的にも軍事的にもじつに理に適っていたからこそ、自由主義は成功したのだ。近代以降の産業化戦争の大規模な戦場や現代の産業経済の大量生産ラインでは、一人ひとりの人間が大切だった。ライフル銃を持ったり、レバーを引いたりする、一つひとつの手に価値があった。

資本主義が共産主義を打ち負かしたのは、資本主義のほうが倫理的だったからでも、個人の自由が神聖だからでも、神が無信仰の共産主義者に腹を立てたからでもない。そうではなくて、資本主義が冷戦に勝ったのは、少なくともテクノロジーが加速度的に変化する時代には、分散型データ処理が集中型データ処理よりもうまくいくからだ。共産党の中央委員会は、二十世紀後期の急速に変化を遂げる世界にどうしても対処できなかったのだ。すべてのデータを一つの秘密の掩蔽壕に蓄積し、すべての重要な決定を高齢の共産党首脳陣が下すのであれば、大量の核爆弾は製造できても、アップルやウィキペディアは作れない。

言わば「社会進化論」というような話であり、強い社会でもなく、正しい社会でもなく、時代に適合した社会が生き残る、というようなことと理解した。

自分も、強くなろうとするのではなく、正しくあろうとするのでもなく、時代に適合することを第一に考えるべきと改めて感じた。

また、理系的な思考に毒された?自分は永遠の真理を求めてしまいがちに思うけど、永遠の真理を求めようとするよりも時代に適合した真理を求めることが重要なんだろう。

すなわち、永遠の真理よりも何よりも、今を生き抜けるかどうかが一番の問題だ・・・。



ということで、時代とともに変化していくサラリーマン生活に適合した真理を追い求め続けて、アーリーリタイアを実現できるまでなんとか生き抜いていきたい・・・。
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2019-11-02 07:04 : 雑記 : 編集
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ちゃーも

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