14億人の面子バトル・・・

「スッキリ中国論 スジの日本、量の中国」(田中信彦 著)という本の感想、4回目。

「面子(メンツ)」に関する話が興味深かった。

関連箇所を長々と抜粋。
中国語でよく使われる言い回しに「面子が大きい」という言い方がある。「あの人は本当に面子が大きいね」とか「私は彼ほど面子が大きくないから・・・・・・」といった使い方をする。「面子が大きい」という言い方は日本語ではなじみがないが、要するにこれはその人の「問題解決能力が高い」ことを意味する。つまり「他の人にはできないことが、その人にはできる」ことである。

日本人にとっては「面子が立たない」という言葉は、ちょっと無礼なことをされたくらいの感覚で、そこに「上下」「勝負」の要素はあまりない。だが、中国の人にとっての「面子」は、自分という人間が人格を肯定されるか否定されるか、くらいの意味をもつ。(中略)量で比較するが発想や行動を強く支配するゆえに「面子」が絡むと対人関係が「勝ち負け」になってしまう。(中略)大小、上下、高低、強弱、言い方はさまざまあるが、詰まるところ評価の軸が事実上、1本しかない。そこで勝てればいいが、負けることは耐えがたく、許されない。

さらに、「面子」を漫画「ドラゴンボール」に出てくる「戦闘力」に例えた言い回しが印象的だった。
中国の「面子」とは、「スカウター」を付けた14憶人が、いつでもどこでも「量」を巡る真剣勝負をしている国だ、ということなのである。
※「スカウター」とはドラゴンボールに出てくる(単眼の)眼鏡のように身につける相手の「戦闘力」を測るための電子機器


つまり、中国では人の評価軸が「面子」の大小に集約されており、その唯一の評価軸である「面子」をかけて14億人が日々戦いを繰り広げている、ということのようだ。

そして、今現在その面子争いのトップに立っているのが習近平国家主席といったことろだろうか。


一方、日本の場合、戦いを勝ち抜くというよりも、皆と同じであることの方が重視されている(これまでは重視されてきた)ように思う。

戦後の経済成長期のように国全体が豊かになる時代はそれ(皆と同じ)で良かったのかもしれないが、国全体が貧しくなっていく恐れがあるこれからの時代は「戦いを勝ち抜く」ような発想が重要になってくるに違いない。


ということで、「金儲け力」スカウターを身に付けて、「金儲け力」バトルの勝者になるべく精進していきたい・・・。
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2019-11-30 07:30 : 雑記 : 編集
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ちゃーも

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