FACTFULNESS(ファクトフルネス)もほどほどに・・・

「FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣」(ハンス・ロスリング、オーラ・ロスリング、アンナ・ロスリング・ロンランド 著 / 上杉周作、関美和 訳)という本を読んだ。

陥りがちな思い込みから脱して、データを基に世界を正しく見る習慣をつけるための考え方について書かれている。


陥りがちな思い込みとして次の10個が紹介されていた。

1.分断本能
 世界は二極分化しているという思い込み

2.ネガティブ本能
 事態はどんどん悪くなっていくという思い込み

3.直線本能
 物事は同じスピードで変化し続ける(グラフは直線になる)という思い込み

4.恐怖本能
 本当は危険でないものまで恐ろしいと考えてしまう思い込み

5.過大視本能
 目の前の事態や数字を過度に重要だと考えてしまう思い込み

6.パターン化本能
 ひとつの例が全てに当てはまると考えてしまう思い込み

7.宿命本能
 すべてはあらかじめ決まっており変えることはできないという思い込み

8.単純化本能
 こんなにも複雑な世界をシンプルに考えることができるという思い込み

9.犯人捜し本能
 誰かを犯人にして責めれば問題が解決するという思い込み

10.焦り本能
 今すぐ手をうたないと大変なことになるという思い込み



「ビッグデータ」がもてはやされている今の時代でこそ多くの情報やデータを入手することができるので、より正しく世界を見ることができるのかもしれない。

しかし、ほんの数世代前まではろくに読み書きもできなかっただろうから、入手できるデータや情報はごく限られたはず。

そのような情報レスの時代においては上記のような「思い込み」が生き残るために必要不可欠だったに違いない。

ある意味、「思い込み」はごく限られた情報を有効活用するための手段と言えそうだ。

問題は、「ビッグデータ」の時代になっているにも関わらず、いまだに「データ」よりも「思い込み」に基づいて行動しているということだろう。


ただ、何でもかんでもデータに基づいて正しい答えを求めようとするのはスピード的に得策ではないように思うし、そもそもいくらデータを積み上げたところで世界を正しく見ることなんてできないように思う。

というのも、多少なりとも単純化しないと人間は世界を理解できないだろうから。

つまり、こんなにも複雑な世界を複雑なままに理解しようとするのは無理があり、何かを理解できたということはその何かをある程度単純化したのだと思う。

例えば、物理学の初級レベルが理解できるのは問題を単純化しているからであり、単純化のレベルを落として真の世界に迫ろうとすると(世界を正しく見ようとすると)どんどん難しくなってわけがわからなくなっていく。

アインシュタインのような人類史上最高レベル?の頭脳をもってしても世界を正しく理解できているわけではない・・・。



ということで、何事もほどほどにするのが大切だけど、データを基に世界を正しく見ようとするのもほどほどにした方が良さそうだ。

つまり、「データ」と「思い込み」のバランスが重要。

FACTFULNESS(ファクトフルネス)もほどほどに・・・。





とはいえ、普段は「思い込み」に偏り過ぎているようにも思うので、もっと「FACTFULNESS(ファクトフルネス)」度を上げた方が良さそうだ・・・。
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2019-12-14 05:03 : 雑記 : 編集
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ちゃーも

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