資本主義という強制労働システム・・・

「逆境の資本主義」という記事が2020年元旦の日本経済新聞の一面に掲載されていた。

記事からの抜粋。
資本主義の常識がほころびてきた。資本を集め、人を雇い、経済が拡大すれば社会全体が豊かになる――。そんな「成長の公式」が経済のデジタル化やグローバル化で変質し、格差拡大や環境破壊などの問題が噴き出す。

歴史を振り返れば、資本主義は何度も危機にさらされてきた。(中略) だが、資本主義は「そのたびに復活した」(英歴史学者ニーアル・ファーガソン氏)。イノベーションを促し、経済成長を続けていくには市場を通じた自由競争からしか解がないからだ。

個人的に思う資本主義の問題点は、成長し続ける必要があることであり、そのために自由競争やイノベーションを強いられることである。


物質的にはとても豊かになった今の時代、機械やコンピュータをうまいこと使えば人間の労働時間は大幅に短縮できて自由な時間を謳歌できるはずなのに、多くの人は朝から晩まで忙しく働くことを余儀なくされている(まるで強制労働のよう・・・)。

そして、そのほとんどは競争に勝つための仕事であり、イノベーションを起こすための仕事であり、それはすなわち成長するための仕事である。

ここで問題なのは、物質的に貧しかった戦後の高度成長期は成長すれば豊かさを実感できただろうけど、物や情報であふれて「脱舎利」「ミニマリスト」「こんまり」などがブームになる今の時代、成長しても昔のように豊かさを実感できるわけではないこと。

一体全体、何のために競争するのだろうか? 何のためにイノベーションを起こすのだろうか? 何のために成長するのだろうか? すべては単に経済を成長させるためだろうか? その結果何が得られるのだろうか?


というような疑問を皆うすうす抱いているのだろうけど、利害や忖度などが複雑に絡み合った結果としてそんな疑問が優勢になることはなく、資本主義という強制労働システムはまだまだ続いていくに違いない。



といことで、2020年も引き続き「勝つための」「イノベーションのための」「成長のための」仕事(というより強制労働)に従事していきたい。

さえない自分は、人一倍張り切って強制労働に精を出す必要がありそうだ・・・。





ちなにみ、ここ数年「生産性向上」が叫ばれているけど、資本主義というシステム自体が生産性のかけらもない(競争の無駄、イノベーションの無駄、成長の無駄)ので、その根底から手を付ける必要があるような・・・。




そもそも、資本主義のような成長し続けないと存続できないシステムなんて遅かれ早かれ破綻するに違いない・・・。
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2020-01-01 11:41 : 雑記 : 編集
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ちゃーも

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