投資家視点 VS 労働者視点 VS 消費者視点・・・

「陸と海 世界史的な考察」(カール・シュミット 著、中山元 訳)という本を読んだ。

ナチス政権の法学理論を支えた(後に失脚)憲法学者・法哲学者である著者によって書かれた本。

何を言いたいのかいまいちよく理解できなかったけど、冒頭の下記抜粋部分は印象的だった。
人間というのは、大地に生きる存在だよね。土地を踏みしめて歩むのが人間なのだ。しっかりと支えられた大地の上に直立し、歩み、活動する。それが人間の立場であり、土台なのだ。人間の視点はそこから生まれる。人間がどのような印象を受け、世界をどのように眺めるかは、この視点によって定められている。人間の視界は、大地に生まれ、大地の上で活動する生物として定められている。でもそれだけではないんだよ。どのように歩み、どのように活動するかという運動の形式も、人間の姿そのものもそれに規定されているんだ。

偉大な科学者たちは、「大地から生まれた」民族だけでなく、純粋に「海によって規定された」民族も発見している。この海の民は、生涯において一度も大地を踏みしめたことがなく、大地については、それが自分たちの海の生活の限界を画するものであるということのほかは、何も知ろうとしなかったのだ。

南海の諸島、たとえばカナカ族やサヴォイオリ族などのポリネシアの航海者たちのうちに、わたしたちはこうした魚類的な人間の最後の末裔をみいだすことができる。こうした民の生活のすべては、そして彼らの観念世界と言語のすべてが、海にまつわるものだった。わたしたちの空間と時間についての観念は、大地との結びつきによって生まれたものなのだが、彼らにはこうしたものはまったく理解できない無縁なものだったのだ。こうした純粋な海の人間の世界が、わたしたち陸の人間にとってほとんど理解を超えた別の世界であるのと同じようにね。

大地に生きる民族の視点と海に生きる民族の視点とでは世界がまったく異なって見え、さらには活動もまったく異なったものなる、というようなことだけど、今の日本社会を生きている自分の視点や活動はその(今の日本社会の)影響を大きく受けているだろうことを改めて感じた。

例えば、現代日本社会的な視点で世界を見ている結果として、サラリーマンとして働いたり、資産形成に励んだり、このようなブログを書いてしまったり、というような活動に精を出しているのだろう・・・。


ますます変化や多様性が激しくなっていくであろうこれからの世界を生き残っていくためには、もっと多様な視点から世界を見るべき(その結果として活動も多様化する)に違いない。

幸いなことに、仕事×節約×投資で資産形成に励んでいる自分は、労働者・消費者・投資家の3つの立場にあり、それぞれの視点から世界を見ることができるため、まずはそこから手を付けてみたい。

今現在は労働者としての視点が強いように思うので、投資家や消費者としての視点をもっと取り入れていきたい。


ということで、投資と同じく視点や活動も分散を心掛けていきたい・・・。
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2020-01-11 06:08 : 雑記 : 編集
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プロフィール

ちゃーも

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・さえないエンジニア
・お金好き、お酒好き、読書好き

■資産形成の方針
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・節約:消費するよりアーリーリタイア
・投資:パッシブに増やす

■投資の内容
・インデックスファンドの積立投資
 (先進国株式、ゴールド)
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