「幸せ」よりもまずは「お金」・・・

『人類は絶滅を逃れられるのか 知の最前線が解き明かす「明日の世界」』(スティーブン・ピンカー、マルコム・グラッドウェル、マット・リドレー 他著)という本の感想、4回目。

「幸福のパラドックス」という言葉がスティーブン・ピンカー氏のコメントに出てきて気になった。
第一、「イースタリンのパラドックス(幸福のパラドックス)」はすでに解決されている。君の言うことは10年遅れているよ。イースタリンのパラドックスのベースにある「金銭的豊かさと幸せは相関関係にない」という考えは間違っている。アンガス・ディートンがそれを証明して、この前ノーベル賞をもらったじゃないか。マットが言ったように、それは誤謬だ。

貧しい人の所得と幸せには相関関係があるが、一方、所得がある水準以上になると相関関係が無くなる、というようなことをイースタリンのパラドックス(幸福のパラドックス)と呼んでいるようだ。

しかし、そのようなパラドックスは間違えだということも証明されているとのこと。


自分自身はどうかと考えてみると、まだまだ金銭的に満足できていない(まだまだアーリーリタイアを実現する目途が立っていない)ので、今のところは所得(と言うより資産)と幸せに相関関係があるように思う。

すなわち、資産が増えることに大きな喜びや安心感を感じることができる。


ただ、資産が増えるに従って幸せ感の伸びは小さくなっていくようにも思う。

つまり、アーリーリタイアを実現できるだけの資産を形成できた後は、資産と幸せの相関関係が今よりも弱くなっていくように思う。


そのように考えると、今は資産形成に注力しておけば大きな幸せ感を得ることができるけど、すなわち、幸せ感というリターンを得る手段として資産形成は優れている(ローリスク・ハイリターン)けど、そのうち資産形成という手段は有効ではなくなっていく(ローリスク・ローリターンになっていく)に違いない。

その対策としては、資産運用と同様に分散することが考えられる。つまり、幸せ感を得る手段としてお金以外も採用し、お金だけに偏らない幸せ源のポートフォリオを構築するようなイメージ。


とはいえ、さえない自分にとっては、そんな贅沢な悩みよりもまずは生き抜くためのお金の確保(資産形成)が最優先なのだけど・・・。
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2020-02-15 09:07 : 雑記 : 編集
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プロフィール

ちゃーも

Author:ちゃーも
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・アラフォーサラリーマン
・さえないエンジニア
・お金好き、お酒好き、読書好き

■資産形成の方針
・仕事:開き直ってストイックに稼ぐ
・投資:パッシブに殖やす
・節約:消費するよりアーリーリタイア

■投資の内容
・インデックスファンドの積立投資
 (先進国株式、ゴールド)
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