「意味の無い問い」に翻弄される人生・・・

「宇宙は無限か有限か」(松原隆彦 著)という本の感想、2回目。

「意味の無い問い」という話が気になった。
問いには意味が無い、というのもその問いに対する意味のある答えなのだ。物理学の発展の歴史では、そういうこともよくあった。天動説で天球を回している力はどこから生まれるのか、という問いや、電磁波を伝える物質であるエーテルとは何なのか、という問い、また電子が原子の中でどういう軌道をたどるのか、という問いなどは、結果的に意味のないものだった。というのも、考えている対象そのものがなかったのだ。

問いが意味を持たない、とわかるとき、それは考え方を根本から変更するパラダイム・シフトが起きるときだ。先の例では、地動説の発見や相対性理論の発見、そして量子論の発見につながった。もし、宇宙が無限に続いているのか、という問いに意味がないとしたら、それは私たちの考え方を根本から覆さなければならないことを意味しているであろう。

「意味の無い問い」と言われると、自分にも思い当たる節がある。

例えば、
「なぜ生きる?」 ・・・そもそも理由や意味があって生きているわけではない
「幸せか?」 ・・・そもそも生きるだけで精いっぱいで「幸せ」なんていう余裕は無い
「人生楽しいか?」 ・・・そもそも人生を楽しむという発想が無い
「なぜ○○したのか?」 ・・・そもそも人間とそれを取り巻く環境は複雑系なので一言で言えない
「(仕事上で)何がしたい?」 ・・・そもそも何かをしたいから仕事をしているわけではない
などなど

特に、「幸せになりたい」とか「楽しみたい」とか「○○したい」などを焚きつけて消費に結びつけようと誘導される傾向があるように思うので、「意味の無い問い」に翻弄されないように気を付けていきたい。


ただし、アレコレ思い返してこのような「意味の無い問い」の例を書きながら、これらが「意味の無い問い」というよりも単に自分がひねくれ者なだけのようにも思えてきた。

自分が「意味の無い問い」に翻弄されているというよりも、周りの人たちが「ひねくれ者の自分」に翻弄されているのかも・・・。


ということで、「意味の無い問い」に翻弄されないように気を付けながらも、周りを翻弄して「ひねくれ者」のレッテルを貼られないようにも気を付けていきたい(もう遅いか・・・)。
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2020-02-22 07:08 : 雑記 : 編集
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ちゃーも

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