「3」という数字に支配される人生・・・

「危機と人類」(ジャレド・ダイアモンド 著、小川敏子・川上純子 訳)という本の感想、2回目。

本の冒頭で、心理療法の専門家が提唱する個人的危機の対処法(成功率を上げる要因)が12個挙げられているが、なぜ「12個」なのかに関する話が印象的だった。
「一二も要因があるなんて、とても覚えきれないじゃないか、二、三個に絞ればいいのに」とやる気をなくしてため息をつく読者の方には、こうお答えしたい。人々の人生や国家の歴史がたった二、三個の標語に要約できるとしたら、それはでたらめな考え方だ。そんなことができると主張する本を運悪く手に取ってしまったのだとしたら、読まずに捨てたほうがいい。

その反対に、危機解決に影響する全七六個の要因についてすべて論じようという本を運悪く手に取ったのなら、そんな本も捨てていい。果てしなく複雑な人生のあれこれを要約し、優先順位をつけ、有用な枠組みをこしらえる――これは本の書き手の仕事であって、読者に押しつけるべき仕事ではない。

要因を一二に絞るのは、この両極端のあいだの妥協点としては許容範囲にあると思う。現実世界のことの大部分を説明できるくらいの細かさだが、リストが長々としすぎない程度の詳しさだ。長いリストをつくって全部を網羅しても、世界を理解することにはならない。

確かに2個だと少なすぎるように感じるし、逆に76個だと多すぎるように感じるけど、妥協点が12個なのかどうかについては各自の感覚的な問題もありそうだ。

個人的な感覚としては3~5個くらい(特に3個)が落ち着くけど、「3つにまとめろ」と仕事で教え込まれた影響が大きいのかもしれない。

改めて考えると、資産運用でも仕事・節約・投資の3点を意識しているし、資産は貯金・株・ゴールドの3つで保有しようとしているし、また、このブログのプロフィール欄に好きなものを3つ(お金、お酒、読書)書いている。

と、ついつい事例を3つ挙げてしまったけど、いつの間にか「3」という数字が落ち着く体になってしまったのかもしれない。「3」という数字に人生が支配されてしまいそう・・・。

何事も3つで考えるとしたら、単純化しすぎてしまう弊害があるに違いない・・・。


ということで、「3」という数字に支配されることなく、多すぎず少なすぎない適正な数字は状況に応じて考えるようにしたい・・・。
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2020-05-30 14:01 : 雑記 : 編集
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ちゃーも

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