長期分散投資とは? ~資産配分について~

資産配分とは?

「資産配分」とは、どの資産クラスをどのような割合で保有するかということです。なお、資産配分は長期分散投資のパフォーマンスに与える影響の大きい、極めて重要なポイントになります。

資産クラスとはトヨタ株などの具体的な銘柄ではなく、「国内株式」「国内債券」「海外株式」「海外債券」などの大きなくくり。

インデックス投資でよく使われる資産クラスを挙げます。

  1. 国内株式

  2. 海外(先進国)株式

  3. 海外(新興国)株式

  4. 国内債券

  5. 海外(先進国)債券

  6. 海外(新興国)債券

  7. 国内REIT

  8. 海外(先進国)REIT

  9. 海外(新興国)REIT


ここで、REITとは不動産を投資対象とする金融商品です。

これらの資産クラスがすべて必要というわけではありません。例えば、6~9は保有していない場合も多いと思います。(そもそも私の加入している確定拠出年金ではそれらの選択はできません)

なお、個人投資家の中には、国内債券の代わりに定期貯金を用いている人も多いと思います。


次に、保有する各資産クラスの割合についてですが、時価総額比率やGDP比率で保有するという考え方があります。

ここで、時価総額比率とは、
例えば、株式の保有比率を実際の時価総額と同じ比率で保有するということです。
GDP比率とは、国ごとの保有比率を各国のGDPの比率と同じにすることです。


どのような資産配分が良いのか?

では、実際にどのような資産配分にすれば良いのか?

さきほど、資産配分は重要と書きましたが、その重要な資産配分に正解や絶対はなく、どのような資産配分が良かったのかは終わってみないと(老後になってみないと)わかりません。数十年後の各国の株式/債券/REITがどうなっているのか予想するのは不可能であり(不可能だから分散投資なのですが)、運頼みの要素が大きいと考えます。

ただし、リスクをどの程度とれるのか?は考える必要があります。例えば、株価が暴落しても生活や将来設計に影響が出ないようにしないといけません。精神的なダメージもあると思います。暴落を経験していない私もこの点は手探りです。株式の割合を少しずつ増やしつつ、経験値を上げながら、リスクを許容できそうな株式の割合を探ろうとしています。

資産配分に正解や絶対はありませんが、バランスファンドや年金積立金管理運用独立法人(GPIF)の資産配分が参考になります。これらを参考にして、自分の考えや好みも入れながら、あれこれ悩みつつ、最後は勢いで決めるしかないと思います。(1度決めても、運用しながら修正していけば良いと思います。)

なお、バランスファンドとは、各資産クラスを組入れた投資信託であり、1つの投資信託を保有するだけで分散投資が実現できる便利な商品です。

以下、バランスファンドとGPIFの資産配分を記します。


【バランスファンド1】(時価総額比率を採用)
「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」(セゾン投信)

国内株式:4.0%
先進国株式:40.1%
新興国株式:5.3%
国内債券:7.9%
先進国債券:41.7%
(実績2015.03.31)

【バランスファンド2】(GDP比率を採用)
「世界経済インデックスファンド」(三井住友トラスト・アセットマネジメント)

国内株式:5%
先進国株式:27.5%
新興国株式:17.5%
国内債券:5%
先進国債券:27.5%
新興国債券:17.5%
(目標)

【バランスファンド3】(均等に割振り)
「eMAXISバランス(8資産均等型)」(三菱UFJ投信)

国内株式:12.5%
先進国株式:12.5%
新興国株式:12.5%
国内債券:12.5%
先進国債券:12.5%
新興国債券:12.5%
国内REIT:12.5%
先進国REIT:12.5%
(目標)


【年金積立金管理運用独立法人(GPIF)】

国内株式:25%
海外株式:35%
国内債券:25%
海外債券:15%
(目標)


と言う感じです。三者三様で、特定の型はありません。しいて挙げれば、株式と債券が半分ずつになっているということでしょうか。



最後に、個人的な意見を書きます。

個人投資家が資産配分を決める上で、次の2つを同時に考慮する必要があると考えます。
A)分散の効果
B)長期間継続しやすいこと

多くの資産クラスに分散すると、「分散」は満足できますが、管理が面倒で嫌になり「長期間継続」が危うくなります。長期間続けることを考えると、管理の手間や好みも重要になってくると思います。

このような考えの元、自分の目標の資産配分は次のようにしています。
・国内債券(個人向け国債と定期貯金):50%
・外国株式(先進国中心、わずかに新興国):50%

国内債券と先進国株式は必須と考えており、最悪この2つだけでも良いと思ってます。実際に最近まで2つの資産クラスだけにしてました。シンプルでわかりやすい点も好みでした。

最近は様子見(管理の手間や居心地)で新興国株式もわずかに追加しました。問題無さそうであれば新興国も本格的に追加し、問題があれば先進国だけに戻ろうと考えてます。


なお、国内債券:外国株式=50:50としておりますが、あとあとリスクが高すぎと思えば外国株式の目標比率を下げることも考えてます。

なお、外国株式の比率は一気に50%まで上げずに、少しずつ上げていってます。経験を積みつつ、許容できるリスクを探りつつ、と言う感じです。


だらだらと長くなってしまいましたが以上です。


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2015-05-05 09:08 : 投資手法 : 編集
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プロフィール

ちゃーも

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■自己紹介
・アラフォーサラリーマン
・さえないエンジニア
・お金好き、お酒好き、読書好き

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・仕事:開き直ってストイックに稼ぐ
・節約:消費するよりアーリーリタイア
・投資:パッシブに増やす

■投資の内容
・インデックスファンドの積立投資
 (先進国株式、ゴールド)
・利用している主なファンド
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