「実質運用利回り」と「実質的な運用利回り」の違いは?

GPIFについて調べていると、「実質的な運用利回り」という言葉が出てきた。

「実質運用利回り」との違いが気になり調べてみたのでメモ書き。


日本総研の【税・社会保障改革シリーズ No.18】というPDFの資料に次のような記載があった。

実質運用利回り=運用利回り-物価上昇率
→広く用いらている考え方

実質的な運用利回り=運用利回り-賃金上昇率
→公的年金独自の考え方


公的年金が実質的な運用利回りを用いる理由は、運用が年金財政に貢献したかどうかを判断するのに都合が良いためらしい。

年金財政に貢献するには、運用利回りが物価上昇率を上回るだけでは不十分で、賃金上昇率をも上回る必要があるということだ。

年金の保険料が賃金上昇率で増えることと、もらい始める時点の年金が賃金上昇率で増える(ただし、もらい始めてからの年金は物価上昇率で増える)ことが、その原因のようだ。


なお、GPIFのホームページによると、物価上昇率、賃金上昇率、年金積立金の運用利回りの前提は、次のとおり設定しているとのこと。

・物価上昇率:1%
・賃金上昇率:2.1%
・運用利回り:3.2% (実質的な運用利回り1.1%)


3.2%と聞くと、そこそこの運用利回りという印象を受けるが、1.1%と聞くと物足りない印象を受ける。普段から「実質」を意識する必要がありそうだ。



我が家の運用も「実質」で考えてみるとしよう。そのためには、まず、我が家独自の「実質的な運用利回り」をどのように定義すれば都合が良いか、から考える必要がありそうだ。

そんな大げさなこと言わずに、とりあえずは一般的な実質運用利回り(=運用利回り-物価上昇率)で考えよう。現時点の実質運用利回りを簡単に計算してみると次のようになり、かろうじてプラスだった・・・。

実質運用利回り=(0.001×0.8+0.05×0.2)-0.01=0.08%

■資産配分
安全資産:80%
外国株式:20%

■リターン(仮定)
安全資産:0.1%
外国株式:5%

■物価上昇率(仮定)
1%
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2016-10-22 07:06 : 雑記 : 編集
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ちゃーも

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