積立投資と一括投資 再々考

これまでに3回ほど『積立投資と一括投資』について書いてきたが、
前回のエントリ以降に考えたことをメモ書き。
考えがかなりすっきりしてきた。

これまでのエントリ
積立投資と一括投資
積立投資と一括投資 その2
積立投資と一括投資 再考


現段階での理解をまとめると、
積立投資と一括投資は、
どちらが良いかというものではなく、
リスクとリターンを天秤にかけて好きに選択するものである。

つまり、
積立投資は、よりローリスク/ローリターン
一括投資は、よりハイリスク/ハイリターン


例えば以下のように5万円を5ヶ月間運用することを考えると、
a>b>cの順でリスクもリターンも高くなる。

a)始めの月に一括で投資して5ヶ月間運用
  →5ヶ月間の運用が5万円分
   5万円分全てを同じ期間運用することになるためリスクは高い
   一方、運用する金額×期間が最も多いので期待できるリターンも高い

b)月々1万円ずつ購入月を分散して積立てる(いわゆるドルコスト平均法)
  →5ヶ月間の運用が1万円分、4ヶ月間の運用が1万円分、3ヶ月の・・・・
   運用期間の重複はa)より少なくc)より多く、
   また、c)と同様に購入のタイミングを分散させているため、
   リスクはa)より低く、c)より高い。
   運用する金額×期間はa)より小さくc)より大きいため、
   期待できるリスクもa)より小さくc)より大きい。

c)各月に1万円ずつ分散して運用
 (各月の初めに1万円入れて月の終わりに引き出す)
  →1ヶ月間の運用が5万円分
   1万円ずつを運用する各期間が重複していないためリスクは低い
   また、購入のタイミングを分散させている点もリスクは低い
   しかし、運用する金額×期間が最も小さいため期待できるリターンは最も小さい

また、「分散」と言う観点からみると、
積立投資は投資するタイミングを分散することであるが、
投資先の分散と異なり、
分散することによりリスクとともにリターンも軽減されることになる。
分散することによりトータルの運用期間(金額×運用期間)が短くなるためである。


さらに、積立投資で分散ができるのは、
買うタイミングだけなので注意が必要である。
つまり、最後の「買い」から運用を辞めるまでの期間については、
それまでに積み立ててきた全てを同時に運用することになるので、
タイミングの分散と言う観点からは、
分散されておらずリスクが高い状態と言える。

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2013-09-16 08:46 : 投資手法 : 編集
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プロフィール

ちゃーも

Author:ちゃーも
■自己紹介
・アラフォーサラリーマン
・さえないエンジニア
・お金好き、お酒好き、読書好き

■資産形成の方針
・仕事:開き直ってストイックに稼ぐ
・節約:消費するよりアーリーリタイア
・投資:パッシブに増やす

■投資の内容
・インデックスファンドの積立投資
 (先進国株式、ゴールド)
・利用している主なファンド
 eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
 たわらノーロード 先進国株式
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