サラリーマンの資産運用の成功は労働の価値の低下にかかっている?

サラリーマンの資産運用は、

step1:労働(サービス)を提供する
step2:お金を受け取る
step3:受け取ったお金の価値を高める ←資産運用
step4:お金を払う
step5:労働(サービス)を受ける
     ↑自分が提供した以上の労働(サービス)を受けることができれば資産運用成功


これを簡単化すると、次のような3つのステップで考えることもできる。

step1:労働(サービス)を提供する
step2:自分が提供した労働の価値を高める ←資産運用
step3:step1の労働の対価として労働(サービス)を受ける
     ↑自分が提供した以上の労働(サービス)を受けることができれば資産運用成功


ここで、「自分が提供した労働の価値を高める」ことができるのはどのような状況か考えてみると、それは、「自分が受け取る時代の労働の価値が低下している」状況と考えられる。つまり、自分が提供した価値は相対的に高まる。

状況例1:労働人口が増加してあり余るようになる
状況例2:機械化などで労働効率が高くなる
状況例3:資源を入手しやすくなり労働効率が高くなる
など


ということで、サラリーマンの資産運用の成功は労働の価値の低下にかかっている、ように思う。



でも実際は、労働力や機械や資源は独占されてしまい、簡単に価値が下らないのかな・・・。独占が追い付かないほどの労働力や資源のパイの拡大が必要か・・・。





というようなことを、「ポスト資本主義 科学・人間・社会の未来」(広井良典 著)という本の以下のような記述を読みながら考えたのでメモ書き。

 さて、人類の歴史を大きく俯瞰すると、それを人口や経済規模の「拡大・成長」の時代と「定常化」の時代の交代として把握することができ、次のような三回のサイクルがあったととらえることができる。
 すなわち、第一のサイクルは私たちの祖先である現生人類(ホモ・サピエンス)が約二〇万年前に地球上に登場して以降の狩猟採集段階であり、第二のサイクルは約一万年前に農耕が始まって以降の拡大・成長期とその成熟であり、第三のサイクルは、主として産業革命以降ここ二〇〇~三〇〇年前後の拡大・成長期である。この意味では、私たちは今「第三の定常化」の時代を迎えるかどうかの分水嶺に立っていることになる。

 以上のように、人間の歴史には(エネルギーの利用形態ないし自然の搾取の度合いに由来する)「拡大・成長」と「定常化」のサイクルがあるが、ここで特に注目したいのは、人間の歴史における拡大・成長から定常への移行期において、それまでには存在しなかったような何らかの新たな観念ないし思想、あるいは価値がうまれたという点だ。

資本主義=「市場経済プラス(限りない)拡大・成長」を志向するシステム

経済あるいは資源の総量というものがある一定の”有限な”範囲にとどまるのであれば、一人の強欲ないし取り分の拡大は、そのまま他の者にとっての取り分の減少を意味する。しかし、もしもそうした「パイ」の総量自体が拡大・成長しうるものだとすれば、状況は一変し、むしろ経済のパイの総量の拡大を促すような個人の行動こそが(他の者にとっても)望ましいということになるだろう。

経済というものは、ある段階までは物の豊かさが増大するという形で推移する。ところがある段階を過ぎると、(中略)、経済成長とはほとんど「スピードが速くなる」ことと限りなく重なっていくのではないか。すると経済が成長したといわれても、豊かになったという実感は少なく、「忙しくなった」という感覚ばかりが増すことになる。
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2016-11-12 10:47 : 雑記 : 編集
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ちゃーも

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・さえないエンジニア
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■資産形成の方針
・仕事:開き直ってストイックに稼ぐ
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・投資:パッシブに増やす

■投資の内容
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 (先進国株式、ゴールド)
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