投資以前に貯蓄できない・・・
「資産運用は基礎と応用を分けて」という記事が先日の日本経済新聞に掲載されていた。
ファイナンシャルプランナー畠中雅子氏の記事であり、次の話が気になった。
若い世代にも投資が浸透しているという意味では「貯蓄から投資へ」が成功しているといえそうだけど、貯蓄がない人まで投資をしている事例も見られるようだ。
年功序列や終身雇用が崩れて、特に若い世代は富裕・貧困の二極分化が進んでいくのかもしれず、富裕層は投資をすることでますます富むことができそうだけど、投資以前に貯蓄もできない貧困層が増えていくのかもしれない。
二極分化が進んでいく中で、「貯蓄から投資へ」で老後資金を備えさせようとするのはそもそも無理があるのかも・・・。
ということで、年功序列や終身雇用の恩恵を受けることができている今のうちに、せいぜい貯蓄と投資に励んでおきたい・・・。
(^_^)/
ファイナンシャルプランナー畠中雅子氏の記事であり、次の話が気になった。
「借金があるけど、NISAだけは絶対に解約しない」。ここ2年ほど、ある公的機関で家計不安に対する無料相談に応じていると、20代後半から30代前半の人から、こんな声を頻繁に聞く。 (中略) 適切に利用すれば利点が大きいが、生活費の工面に行き詰り、キャッシングなどの借金返済に悩む若い人がNISAに固執するのは異様だ。 (中略) こうした人は一部に限られるはずだが、相談の頻度からすると、極めて少数派だとも言い切れないと思える。一連の言動からは「NISAくらいはやらないといけない」という強迫観念を感じる。
若い世代にも投資が浸透しているという意味では「貯蓄から投資へ」が成功しているといえそうだけど、貯蓄がない人まで投資をしている事例も見られるようだ。
年功序列や終身雇用が崩れて、特に若い世代は富裕・貧困の二極分化が進んでいくのかもしれず、富裕層は投資をすることでますます富むことができそうだけど、投資以前に貯蓄もできない貧困層が増えていくのかもしれない。
二極分化が進んでいく中で、「貯蓄から投資へ」で老後資金を備えさせようとするのはそもそも無理があるのかも・・・。
ということで、年功序列や終身雇用の恩恵を受けることができている今のうちに、せいぜい貯蓄と投資に励んでおきたい・・・。
- 関連記事
-
- 合理的に選択するとはどういうことか・・・ (2023/03/25)
- お金への強い執着・・・ (2023/03/24)
- 投資以前に貯蓄できない・・・ (2023/03/21)
- 地球から水が無くなっていく・・・ (2023/03/20)
- 米国株人気と少子化の根底にあるもの・・・ (2023/03/19)
(^_^)/



